豊かな自然が魅力の猪苗代町。
雄大な磐梯山と、鏡のように澄んだ猪苗代湖、四季折々の美しい表情を見せてくれますよね。
今回は、そんな猪苗代の春の風物詩として知られている、「観音寺川の桜並木」をご紹介します。
川の両岸を彩る、見事な桜並木
観音寺川の両岸に、なんと約1kmにわたって200本以上のソメイヨシノが咲き誇ります。
県内では少し遅めの4月中旬から下旬に見頃を迎えるので、他の場所で見過ごしてしまった方にもおすすめです。
春の終わりを楽しむのにもぴったりな場所なんです。
夕暮れ時には、夕日に照らされた桜が川面に映って、空の色が刻々と変わっていく様子は本当に息をのむ美しさ。
桜まつりの期間中は夜間のライトアップもあって、昼間とは違う幻想的な雰囲気に包まれるそうです。
ちなみに、川岸には出店も少し出ていたりするので、お祭り気分も味わえますよ。
この場所ならではの「桜と電車」
そして、私が思うこの場所の一番の楽しみが、桜並木と川を渡る電車が織りなす風景です。
夕焼け空と桜、そこに電車が走る姿…。本当にきれいですよね。
特に、期間限定で運行される観光列車「SATONO」のような特別な列車と桜を一緒に写真におさめられたのは、たまたまですがラッキーでした。
聞くところによると、一部の電車は桜並木の区間を減速運転することもあるそうで、訪れる人を楽しませてくれる心遣いも素敵です。
猪苗代の、のどかな春を感じに
まだ雪の残る磐梯山を背景に咲く桜と、穏やかな川の流れ、そして時折通り過ぎる電車。
もし機会があれば、次は私も電車に乗って、車窓からこの桜並木を眺めてみたいなと思います。
猪苗代ならではの、のどかで美しい春を感じに、訪れてみてはいかがでしょうか。
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ケンエーのある福島県には、美しい場所やいいところがたくさんあります。私たちは『福島県のいいところ』を、自ら歩きながら気軽に撮影しています。ガイドブックなどに載ってるメジャーなところはもちろん、あまり知られてないところまで、私たちの日々の再発見をお届けしていけたらと思います。
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